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森林認証について

■森林認証制度とは


 森林認証制度とは、環境保全や環境負荷の低減に役立つ商品や取組みに環境ラベルを添付する環境ラベリング制度の1つで、独立した第三者機関が一定の基準等を基に、適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われている森林又は経営組織などを認証し、消費者の選択的な購買を通じて、持続可能な森林経営を支援する取り組みです。
 ちなみに環境ラベリング制度としては、他にエコマーク、グリーンマーク、再生紙使用マークなどがあります。 ラベリングした木材・木材製品の流通のために、流通に関与する者は消費者の手元に届くまでの各段階において、認証された森林 (Forest Management 認証:FM認証)からの木材・木材製品をそれ以外のものとは区別して取り扱う体制になっていることを認証されること(Chain of Custody認証:CoC認証)が必要です。 認証された森林から消費者の手に届くまでの木材・木材製品の流れを簡単に描くと下の流れとなります。

 認証機関により認証された森林→CoC認証を取得した流通・加工業者→消費者


■緑の循環SGEC森林認証を取得するには

 森林認証を取得するには、独立した第三者機関(認証機関)の実施する審査に合格する必要があり、それぞれの森林認証ごとに定められている基準等を満たしていることを認証機関に対して証明することが求められます。緑の循環SGECでは7つの基準を設けています。

基準一 認証対象森林の明示およびその管理方針の確定
基準二 生物多様性の保全
基準三 土壌および水資源の保全と維持
基準四 森林生態系の生産力および健全性の維持
基準五 持続的森林経営のための法的、制度的枠組み
基準六 社会、経済的便益の維持および増進
基準七 モニタリングと情報公開


有効期間は5年で、5年毎に更新審査があり、定期審査が年1回あります。 森林認証(SGEC)に登録されたコンサルタント機関は、生産者、流通・加工業者に替わってこの申請を代行できます。 弊社は平成24年2月15日にこのコンサルタント機関に登録されました。

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