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煉瓦建築について
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(株)グリーンシグマ 建築設計室
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■煉瓦建築(レンガけんちく)
東京駅や北海道庁赤レンガ庁舎など、日本の明治以降の近代建築に用いられる代表的な建築材料のひとつとして、煉瓦があります。
煉瓦は粘土や泥を型に入れ、窯で焼き固め、あるいは圧縮して作られます。
煉瓦建築の技術は、日本では近代化とともに導入されましたが、構造材として用いる際には地震に弱いという難点があり、関東大震災では多くの被害を出したことから、煉瓦建築は小規模な建物を除いて激減しました。
■煉瓦の積み方
建築に用いられる積み方にはフランス積み(フランドル積み)、イギリス積みなどがあります。
日本国内においてはフランス積みによるもののほうが建設年代は古く、現存する数も少なく、イギリス積によるもののほうが建設年代は新しいといった傾向があります。
・フランス積み:正面から見たときに、一つの列に長手と小口が交互に並んで見える。
・イギリス積み:一列は長手、その上の列は小口、その上の列は長手と重ねてゆく。
フランス積みの方がより優美に見えるが、構造的にはやや弱くなると言われています。
なお、長手積みとは全ての列に長手だけが見えるように重ねる積み方で、小口積みとは全ての列に小口だけが見えるように重ねる積み方です。
日本で最初期に造られた煉瓦建築は幕末の反射炉と言われています。(1850年佐賀藩が造ったのが日本で最初といわれる。静岡県伊豆の韮山反射炉、萩の反射炉が現存しています。)
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【お問い合わせ先】 |
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株式会社グリーンシグマ 建築設計室 担当:片柳
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