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景観づくり業務では、主に景観に関する調査・分析、景観計画や指針など景観ルールづくり、ワークショップなどを通じての住民参加による景観づくりを主に行っています。また、景観は、自然から町並み・緑地など広い範囲が対象となり、色彩や建築、植生など幅広い知識も必要となるため、必要に応じて、様々な専門家の方と協力しながら業務を進めます。
主な業務内容は以下のようになっています。
@景観調査
A良好な景観形成のためのルールづくり
B住民参加による景観づくり
C観光圏整備事業
D観光拠点
E観光基礎調査 |
<業務実績の一例>
@景観調査
上越市公共公益施設色彩改善計画作成調査 |
■旧上越市内の全ての公共公益施設(322施設)について、外壁に使用された色を測定し、使用色の傾向を把握するとともに、上越市の自然・土壌の色彩を調査し、公共公益施設としてふさわしい色彩モデルを提案した。 |
弥彦山麓周辺の景観調査 |
■弥彦山麓周辺における自然景観、歴史・文化景観などの景観構成要素を調査し、これらを類型化するとともに、ビューポイントや見え方などについてデータベースとして整理しました。 |
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A良好な景観形成のためのルールづくり
上越市景観計画(既存の自主計画の見直し) |
■上越市がこれまで行ってきた景観誘導施策をベースとして、景観法に基づく景観計画への移行を行いました。 |
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佐渡市景観計画(新規の策定) |
■佐渡市の良好な景観をつくっていくための景観法に基づく景観計画を策定しました。佐渡市内の各地区の景観特性にあわせ、一般市街地区域・歴史的市街地区域・農村と平野区域・山村と森林区域・漁村と海岸区域に分け、それぞれの地域に合わせた基準を設けるとともに、より重点的に景観形成を進める地域については、特別区域として別途基準を設けました。 |
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B住民参加による景観づくり
重要文化財旧笹川家住宅魅力再発見事業業務 |
■重要文化材に指定されている旧笹川家住宅の魅力を再発見し活性化につなげていけるよう、ワークショップや学習会等の運営・活動支援を行った。 |
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のぼりによる弥彦神社周辺の修景ワークショップ(弥彦村) |
■弥彦神社前の温泉街で、ワークショップを通じて、県内の大学生と地域の方々と一緒に、のぼりのデザインを考え、制作し、通りに設置し、町並み景観の変化について検証しました。 |
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すだれによる街並みの修景ワークショップ(村上市塩谷) |
■村上市塩谷地区は、荒川河口に位置し北前船の寄港地であったことから材木流通や醸造業などで栄え、各家では商標として家印が使われていました。現在も多く残るこの家印を用いて地域の方々とすだれを制作し、これを軒先に下げることで町並みの修景を実験的に行いました。 |
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C観光圏整備事業
雪国観光圏、新川観光圏、佐渡・新潟トキめき観光圏 |
■現在、国(観光庁)が進めている、インバウンド政策の一つである観光圏整備事業の調査及び支援業務として、対象圏域内の基礎調査やヒアリングを実施し、将来ビジョンおよび整備計画をまとめた。また、その後の申請及び事業実施計画取りまとめと事業実施に対する支援を行った。
■業務内容
観光資源基礎調査、実施体制・実施方針提案/人材発掘のためのヒアリング、協議会設立運営の支援/整備計画、実施計画 |
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D観光拠点
両津港「もてなしの玄関」づくり事業イメージ図作成検討業務 |
■両津港佐渡汽船ターミナルにおいて、来島者への歓迎の気持ちを表現し、佐渡観光への期待感を誘発するとともに、各種観光窓口(観光協会、観光バス、レンタカー等)への分かり易い誘導を行うなど、来島者へ佐渡の魅力を印象づけるための、「もてなしの玄関口」として相応しいターミナル内の景観づくりの検討を行った。 |
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E観光基礎調査
ターミナル駅外国人によるひとり歩き点検隊調査 |
■鉄道駅などの交通結節点の外国語サイン等の利便性について、外国人から見た外国人による現地点検調査を行い、外国人が一人歩きできる環境づくりのための調査を行いました。
■業務内容
ルート設定
現地点検調査
関係者意見交換会 |
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上越市観光まちづくりコンサルティング事業基礎調査(はすに関する基礎調査) |
■上越市において、東洋一と称される高田公園の「はす」をテーマとした企画旅行商品づくりを進めるための検討を行った。 |
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■ウェブサイトについて |
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