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1.チョウ・ガの標本 チョウやガの仲間を標本にするには、4枚の翅(はね)を開いた状態で乾燥させる必要があります。これには市販、もしくは自作した展翅板を使用します。 展翅板は、対象となるチョウやガの大きさによって適当な大きさのものを選ぶ必要があります。また、翅を置く板が外側に向って傾斜しているものが便利です。これは、よく乾燥させても展翅板から標本を外すと、若干翅が下に下がる傾向があるからです。 |
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(1)採集したチョウは胸の部分を指で挟み圧迫すると死にます。これを三角紙に入れ持ち帰ります。このとき必ず翅の表面(背中側)どうしを合わせてたたみます。 |
(2)展翅するには、まず胸部に背面から昆虫針をさします。針はなからず胸部に垂直に刺します。針を指す深さは、上(背面側)が3分の1、下が3分の2くらいになるようにします。 | (3)展翅板にのせます。昆虫針が垂直に刺さるように注意します。次いで展翅テープを留め針で展翅版につけます。テープは長めで細いものを選びます。アゲハのように大型なチョウを展翅する場合はまず内側に細めのものを使い、外側に太めのものを用いると便利です。 |
(4)翅をテープで軽く押さえながら、翅脈に針をひっかけ、徐々に前方にひきあげます。必要に応じてテープに留め針をさして翅をおさえながら行います。 | (5)4枚の翅すべてを形を整えます。前翅は後縁が水平になるくらいが目安です。また左右の翅の位置が同じであることが、きれいに見えるポイントです。翅の形が整ったらテープを留め針でしっかり固定します。 |
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