プランクトン
プランクトン調査

  プランクトン調査は底生動物調査と同じく、定量調査と定性調査があります。採集方法には大きく分けて2通りあります。

調査方法

1.ネット法

 プランクトンネットを用いて水中を曳く方法です。プランクトンネットには定量用と定性用があり、調査に応じて使い分けます。
 プランクトンネットを沈め、一定の距離を垂直方向に引き上げる方法や一定の水深で水平方向に曳く方法など採集方法は様々あり、調査箇所の状況によって適宜行います。
ネット法による採集

2.採水法

 プランクトンが含まれる水を直接採水する方法です。表層水を採水する場合はバケツなどで一定量を採水します。また、水深の深い箇所より採水する場合は採水器やゴムチューブを繋げた二口注射器などを用いて採水を行います。
ネット法による採集
上記の方法によって採集されたプランクトンはホルマリンによる固定処理をしたのちに持ち帰り、室内分析によって個体数の測定や顕微鏡を用いた詳細な同定などを行います。


                                                  株式会社グリーンシグマ