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植物 |
■植物調査 植物調査には多くの手法があり、適宜必要とされる方法を用いて調査を行います。 ■調査方法 1.植生図作成 調査範囲内の植物群落を平面図に記入して群落の分布状況を確認する方法です。 平面図はあらかじめ航空写真などを用いて群落の境界線を記入し、現地で踏査を行い確認・補足します。 群落の区分は相観および優占種によって行い、事前に設定された区分に従います。 |
植生図 | 群落区分の例 |
2.群落組成調査 コドラートを設定し、その中の植物について各階層別(高木層、低木層、草本層など)に平均的な高さや優占種、植被率などを測定する方法です。 |
群落組成調査の様子 | 植生調査票 |
3.植物相調査 調査範囲内を踏査し、目視によって出現する植物の種を確認する方法です。調査時は既往の植生図や航空写真を携帯し、群落の位置を確認しながら踏査します。また、同定が困難な種は標本として採集し、持ち帰ったのちに詳細な同定を行います。 4.植生断面調査 調査範囲内において植物群落を断面的に確認する方法です。高さや形態など各群落の特徴をとらえ、スケッチによる模式図を作成して記録します。 |
植生断面図 |
株式会社グリーンシグマ |